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2006年07月?日
出口の無い、美術館に居た。友人と二人で訪れていたはずだけど、
気が付いたら隣には友人の姿はなかった。
扉がいくつも存在している。
その扉には、物凄いメッセージ性の強い絵がそれぞれに描いてある。
どうやら、その描いてあるテーマが、扉の向こうにある、ということのようだ。
部屋は常に一定以上の薄暗さがあって、テーマによって明度も変わるんだけど、
明るくなることだけはなかった。
私は途中で何故か、非常に投げやりな気持ちになっていて、
外に出れずとも構わないと思っていた。ここで美術品に出会い続けるのも
それはそれでステキなことだろう、とおもっていた。
天使が弓とはとても思えないオブジェ(のようなもの)を神に向けている絵の
扉を何の気なしに開けた。
そこの部屋には、日頃凄い絵を描くなあと思っていた人たちの作品があった。
何故か尊敬の気持ちと、焦りの気持ちがまざる。
どうして私は何もしてないんだろう、と自己嫌悪に陥っていた辺りで目が覚めた。 |
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